引き伸ばしレンズ(1)
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1本のレンズで解像力テストチャートを拡大して見ます。
レンズの焦点距離は50mm。
アポ系の開放値F2.8のレンズです。
ガラスプレートに記されたチャートを引き伸ばし機にセットしてレンズを装着し先ず10倍に拡大し、ぞれをリスフィルムにプリントします。次にそのリスフィルムを又10倍に拡大してあります。
1代目のプリントに関しては原稿がガラスプレートなので原稿の平面性は心配有りません。
2代目のプリントに関しては点光源照明でプリントしてありますので ガラスレスのネガキャリア使用となり、ネガの平面性は1代目とは比較になりませんが, 引き伸ばしルーペで見えた像との違いが殆ど区別がつかないプリントを使用してありますので、 実際の像との違いはそれ程無いと考えて良いと思います。
尚、拡大率ですが、このレンズは使用説明書に最適拡大率10倍と為っております。
因みに、2代目の拡大に使用したレンズも同じレンズで絞り値はF2.8です。
白枠の部分のみを並べて見ます。
F2.8
F4
F5.6
F8
F11
F16
APO系引き伸ばしレンズ焦点距離50mm集散光照明
APO系引き伸ばしレンズ焦点距離50mm 点光源照明
この結果から判断できることは、 このレンズの場合、最も高い性能を発揮する絞り値は[F4]乃至は[F5.6]である事。
使用できる絞り値は、開放[F2.8]⇒[F8]迄である事。余程、特別な理由が無い限り[F16]は使用しない事。
今回、 使用したレンズは新品で購入したものでありますので、 何かの理由でレンズの性能が変化していると考える必要は有りません。
この処理にはリスフィルム用の硬調現像液を使用しております。